3歳までの育児のコツ《1》 我が子を肯定的にとらえよう

Poco a Poco保育園では、3歳前後を発達の節目のひとつと捉えています。
保護者の方にとっても、3歳までを楽しく充実して過ごせると、この先の子育てにずっと余裕が出るものです。
そのために保育園は全面的に子育てのサポ―トをしていますよ。
ここでは子育てのちょっとしたコツをお話したいと思います。


そのコツのひとつは「子どものすることを、まずは肯定的にとらえること」かと思います。
「肯定的に」といっても、そう簡単にはいかないこともありますね。
でも敢えて言います。
 授かったのがどんな子でも「自分の子ども」なのだから、取りあえず引き受けましょう。
 子どものどんな姿でもまずは認めましょう。
 そうするとずっと余裕が出てきます。
 そしてちょっと手を焼くような時でも、子どもにとっては「ただ眠いだけ」「ちょっと甘えたいだけ」なのかもしれません。
 そのようなときは「そうかそうか、眠いんだね」「甘えたいんだね」「大好きだよ~」などと言いながら笑顔でよしよししてあげてくださいね。
それだけできっと子どもも笑顔になりますよ。
 それでもどうしても育児ストレスを感じて辛い時は私たちにお話しくださいね。話すだけで気持ちが軽くなるものです。そして保育園に預けている間、ちょっと一息ついて下さい。
 働いていないお母さん、お父さんも、一時保育がご利用になれます。
 私たちのような子育て支援者に声かけてみて下さい。お母さんのことも、お父さんのことも、お子さんのことも肯定的に見て、親身になってサポートします。
 楽しい時間はあっという間に過ぎ去るものです。子育てが楽しくなれば良い循環にはまっていきます。
 
 子どもと共にいる幸せを味わえます。
 家族の絆が深まります。
 そうすると子どもたちが成長してから「あの時は嬉しかった」とか「面白かった」などと良いことをずっと覚えていて
(子どもの方でも楽しかったことはいつまでも心に残り、嫌だったことは忘れてしまうようです)
「本当に感謝している」、「ママ(パパ)の子で良かった」なんてほろりとすることを言ってくれることもあるでしょう。
 まさに親を肯定してくれている言葉ですね。
 そんな子は自己肯定感もしっかり育っていますよ。
 子どもの方も、大人の方も「肯定的に捉えること」から生きる喜びにつながっているのだなぁと思うのです。
 「3歳までの育児のコツ その1」は
「わが子をまずは肯定的にとらえる、良いところをたくさん見る、たくさん幸せな時間を共有する」です。
保育園では子さんたちのかわいらしい姿や先生たちの笑顔があふれています。できる限りお伝えしていき、子どもを育てる喜びを共に分かちあいたいと思います。

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