3歳までの育児のコツ《2》 こどもの「わがまま」、どう捉える?

前回の「3歳までの育児のコツ」その1
「わが子をまずは肯定的にとらえる、良いところをたくさん見る、たくさん幸せな時間を共有する」でした。
今回は「3歳までの育児のコツ」その2 こどもの「わがまま」をどう捉える?です。


わが子をまずは肯定的にとらえる、と言ってもどこまで「わがまま」を許してよいものだろうか、
泣ききわめいたりひっくり返ったりして、自分の言い分を通そうとするわが子。
ついつい「今日だけよ」と要求を通したら嘘のようにけろっとして泣きやむのだけど、
毎回こんなこと許していていいの?など迷われることも多いのではないでしょうか。
私はこれに関しては、まず「おとながリーダーシップを取ってください、」と言いたいです。
ただしそこを上手に持っていってください。
決して子どもに振り回されることのないよう、ちょっとした工夫と発想の転換が必要です。
まずは家の中を整えてください。「それ触っちゃダメ」と注意する前に先手を打って触れないようにしておく。
引き出しや収納庫も子どもに開けられないようにしておいてください。
又、子どもにとって危険なものは置かないでください。触れないようにしてください。
ぶつかったり転落しないようガードしておいて下さい。これだけで随分楽になります。
また大人がやっていることをなんでも真似したがったり、できないことでも「自分でやる~」と言ってきかないこともあるでしょう。
その場合、「こんなことをしたがるなんて成長の証、」と肯定的に受け止め、自立に結びつくことは、見守りの中でやらせてあげましょう。
ただし、大人の管轄内のことは「これは大人がするもの。」と子どもに伝え一線を置いた上で、子どもが手にしても良い「似たもの」で存分にやらせてあげて子どものやる気を満たしてあげるといいでしょう。
それから・・・べったりママにくっついて離れなかったり、ちょっとしたことをきっかけにしては大声で泣きわめいて泣きやまない、
そうかと言うと、ああでもない、こうでもない、と無理難題を言っては「違う!」と駄々をこねることもありますね。
そんなことが続くと、「まずは肯定的に・・・」なんて考える余裕もなく「いいかげんにしなさい!」と言いたくもなるでしょう。
そしてそのあとで、今日も怒ってしまった、と逆に落ち込んだり親として自信をなくしたりするかもしれません。
しかし視点を変えて子どもの立場にたって考えてみると、
このような行為は大抵子どもの不安からきていることが多いものです。
いつも自分の事を観ていてくれる、認めてくれる、不安なときは甘えさせてくれる、パパママ大好き。
このような安心感を充分に感じてないことが根っこにあるのですね。
子どもにとっては自分が不安なだけで、決して大人を困らせようとしてごねているわけではありません。
大人にとっては煩わしいこともあるかと思いますが、決して「わがまま」を言ってるわけではありません。
むしろ「自己表示のひとつ」と捉えて下さい。
不安な気持ちを満足させられる前に、TVを見てなんとなく時間を過ごし、思いっきりパパやママと触れあうコアな時間が持てない、
「早く早く、」と大人のペースで追い立てられ、子どもの気持ちをあまり考えず大人のペースで生活が流れていると言うようなことはありませんか。
大人も日々大変忙しいですから時間に追われるのは仕方のないことですが・・・気持ちだけでもわかってあげるといいですね。
「その本音のところは何か」を見抜けるとこちらも余裕が出てくるというものです。
ともあれ、子どもはとてもパワフルですからどうしても受け止めきれずストレスが溜まるときは、周りの人にフォローしてもらうと良いのです。
人間はそれぞれ不完全にできているもの。不完全な人たちが、それぞれ得意な面を提供し合って生きています。

子育ては一人でするものではなくむしろ多くの人の温かい手があった方がうまくいきます。世の中そのようにできているのだと思います。
園では子どもたちが素朴に楽しめることを中心に保育計画が作られています。
そしてどんな小さいことでも当たり前としないで子どもと一緒に感動する、
あるいはその時々の子どもの気持ちに添う。保育士がたっぷり子どもと気持ちを通わせています。
すると子どもも満足して聞き分けが良くなります。
生活がスムーズに流れ、こどもといい関係が持てるようになり、子どもに振り回されなくなります。
ご家庭でも参考にしてください。
3歳までの育児のコツ《3》は、
「やっていいことと悪いことはどうして見分ける?」「どのように伝える?」ついて考えていきたいと思います。

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