合同うんどうかい ~後半~

さて、後半では幼児の種目が中心となります。

まずはプログラム11番 器械体操。幼児クラスでは月1回、体操講師を招いての体操の時間があります。子どもたちは大好きな先生に教わったことをここで発表しました。

年少のつきぐみさん。平均台を「カニさん歩き」します。ちょっとグラグラするけれど、なんとかクリアしました。次にマットに寝っ転がって、お芋ゴロゴロ。これもクリアです。

続いて年中児のにじぐみさん。平均台では膝を伸ばして歩き、手を叩いてジャンプでおります。マットででは前転をし跳び箱は両手をついて飛び乗りジャンプをしながら手を叩いております。最後にかっこよくポーズを決めます。

年長のほしぐみは更にレベルアップ。

平均台は真ん中でターン。開脚前転、跳び箱では手をついて横から飛び越えます。「ポーズ」と声を出してかっこよく決めました。

 

次はつきぐみのダンス「パワフルパワー」です。いつも元気いっぱいの子どもたち。そんなつきぐみさんにピッタリのダンスです。
子どもたちは胸を張って堂々と入場してきました。大きなポンポンを持ってフリも大きくなんだか気持ちも大きくなったようです。運動会で踊れたことでちょっぴりお兄さんお姉さんになった気分です。

さて次はほしぐみの親子競技「親子で力をあわせて」です。

来年はもう小学校に上がるほしぐみさん、親子で競技する機会もこれが最後かと「力を合わせる」場面を盛り込みました。

まずは大玉ころがし。親子でコーンを回ります。

つぎに子どもたちがキャタピラで進むのをお父さん、お母さんは進路がそれないよう誘導します。

二人三脚で進んで、最後にサイコロを振って出た目の組体操のポーズを親子で決めます。
これはかめさんポーズ。

これはV字バランスですが親子でW字バランスになりました。

 

次はプログラム14番 にじぐみのダンス「ぼくらは小さな海ぞくだ」です。

海賊が出てくるお話や絵本が大好きなにじぐみさん。踊ったり、絵を描いたりイメージを膨らませて海賊になりきっておどりました。

 

次は3歳児つきぐみ親子競技「とんでもぐって筋肉モリモリ」です。

親子で走り

親子で飛んで

そして白組は蕪、赤組はトマトを親子で運びます。
筋肉モリモリになったかな?

 

さて次はプログラム16番 ほしぐみダンス「キッズソーラン節」です。

網で魚をとる漁師の動きを実際ペットボトルで魚を作ってその重さを体験してみた子どもたち。腰を落とし、膝を曲げてその力強さを表現しました。

 また掛け声も「どっこいしょ、どっこいしょ」とお友だちと声を揃え、大きな声を出しました。
太鼓の音で始まった渋い踊り。子どもたちは「やー」という掛け声あげて力強く踊りきりました。

Aくんは「あのね、ソーラン節っておじいちゃんも知ってるって。昔からあるんだって。運動会が終わってからもお家で何度も動画を見てるよ」と話してくれました。
そうそう。昔から引き継いできた、COSMOSの子どもたちも将来、我が子や我が孫に引き継いでいってほしい踊りです。

 

かわってはプログラム17番 にじ組親子競技「宝を探しに海に出発」です。
ダンスも海賊、そして壁面絵画も海賊船、競技も宝探しのにじぐみです。

まずは親子で波を乗り越え

次にお宝を探して

フープに乗せて運びます。

宝の箱に入れて

美味しいものをいっぱい食べてお腹が大きくなったのでデカパンを履いてゴールします。

宝探しをイメージした素敵な競技でした。

 

さて、プログラムも終盤に近づきました。18番ほしぐみリレーです。

練習では「勝っても負けてもいい。力を出し切ることが大切。」と言い聞かせてきましたが、「絶対勝ちたい」と言う思いの強い子どもたちです。どの子も力を振り絞り全速力でとバトンを繋ぎました。
真剣に走りトラックを一周する姿にいつの間にかこんなに早く走れるようになってたんだ、とじんわりしました。

 

最後に全園児親子ダンス、エビカニクスを踊りました。

 

そしていよいよ閉会式。

園長から「皆様のご協力のおかげで運動会を無事終えることができました。子どもたちには、運動会を通して力を精一杯出す楽しさ、お家の人やお友だちと協力し合う大切さを感じてもらえたことと思います。その思いがまた明日からの元気の基になることでしょう。」と挨拶がありました。

その後、にじぐみのリードで「にんげんっていいな」を歌いました。

 

そしてほしぐみの「終わりの言葉」~たくさんの応援ありがとうございました!で閉められ、子どもたちの晴れやかな笑顔のうちに合同運動会も閉幕しました。

子どもたちが楽しみながら、そして創意工夫をしながら、イメージを高めながらお友だちと刺激をしあい、精一杯力を出して高めあってきた運動会。

子どもたちがたくさん声を出した運動会でした。子どもたちがよくやってくれました。予想以上の力を随所で発揮してくれました。一人ひとりが達成感で誇らしげな笑顔があふれました。子どもたちは今日を境にまた一回り大きくなった気がします。これがまた自信につながり明日からの力になることでしょう。私達大人もそんな子どもたちからパワーと希望と温かい気持ちを受け取っています。

「ありがとう、子どもたち。」

子どもたち、そして子どもたちを支えてくださっている皆さんに感謝です。

2018年うんどうかいでした。